なんだか痛い…首の痛み「むちうち症(外傷性頚部症候群)」
転倒後や、ふとした瞬間に激痛…
そんな首の痛み・重だるさ・違和感が続いていませんか?
「転けた直後は平気だった」
「運動してから数日してから首がつらくなってきた」
このような経過をたどる症状の代表が、
『むちうち症(外傷性頚部症候群)』です。
むちうち症は、急なストレスによって首が大きく動かされる事で、
筋肉・靭帯・関節などが損傷し、痛みや不調を引き起こす状態を指します。
見た目では分かりにくいからこそ、早期の受診や治療が重要です。
むちうち症(外傷性頚部症候群)の症状
むちうち症では、次のような症状がみられることがあります。
- 首の痛み・動かしづらさ
- 首〜肩・背中にかけての張りや重だるさ
- 頭痛や首の奥の違和感
- 動かすと痛みが強くなる
- 腕のしびれやだるさを感じることもある
特徴的なのは、急なストレスが首にかかった直後ではなく数時間〜数日後に症状が出ることがある点です。
※これらは一般的にみられる症状であり、診断を目的としたものではありません。
むちうち症の原因
主な原因は、外力による首への急激な負担です。
- 交通事故(追突・衝突)
- 転倒・転落
- スポーツ中の接触や衝撃
首がムチのようにしなり動かされる事で、
筋肉・靭帯・関節・神経周囲組織が損傷することで症状が出現します。
レントゲンで骨に異常がなくても、
痛みや不調が続くことは珍しくありません。
むちうち症と頸椎疾患の違い
むちうち症は、
外傷(急なストレスを受ける事)をきっかけに起こる頚部の機能障害です。
- 頚椎症/椎間板ヘルニア
→ 加齢や老化(変性)が主体です。
- むちうち症
→ 外傷(事故・転倒)等の明確なきっかけがあります。
症状が似ていることもあるため、
経過や受傷状況を含めた診察が重要です。
むちうち症(外傷性頚部症候群)の診断方法
診断は、症状・受傷機転・検査所見を総合して行います。
- 事故や外傷の状況確認
- 首の可動域・痛みの評価
- 神経学的チェック
- レントゲン検査
- 必要に応じてMRI検査
「どこが、どの程度影響を受けているか」
「他の病気はないか?痛めてないか?」
等々を確認、把握することが、適切な治療につながります。
むちうち症(外傷性頚部症候群)の治療方法
治療は、症状の時期と程度に応じて段階的に行います。
- 炎症や痛みを抑える内服治療
- 首や肩の安静指導
- 症状に応じた物理療法
- 回復段階に合わせたリハビリテーション
- 必要に応じた注射治療
無理に動かしすぎるのではなく、
組織が修復されてくる様な適切なタイミングでリハビリを行うことが重要です。
むちうち症のFAQ
事故直後に痛みがなくても受診した方が良いですか?
→ 後から症状が出ることがあるため、早めの受診が勧められます。
レントゲンで異常がなければ大丈夫ですか?
→ 骨に異常がなくても症状が続くことはあります。レントゲンでは筋肉等は見えませんので、エコーやMRI等、更なる検査が必要です。
どのくらいで良くなりますか?
→ 症状や損傷の程度により個人差があります。
むちうち症でお困りの方へ
むちうち症は、
適切な対応をしないと症状が長引くことがある疾患です。
「そのうち治るだろう」と我慢せず、
状態を正しく評価することが回復への第一歩になります。
埼玉整形外科スポーツクリニックでは、
診察・検査をもとに、
症状に応じた治療やリハビリテーションを行っています。
交通事故後の首の痛みや違和感が気になる方は、
医療機関への相談も選択肢のひとつです。
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