首の違和感や痛みの正体「頚椎症(変形性頚椎症)」
「最近、首が回しづらい」
「朝起きた時に首が固まっている感じがする」
「長時間のデスクワークで首や肩がつらい」
このような症状が続いている場合、
『頚椎症(変形性頚椎症)』が関係している可能性があります。
頚椎症とは、首の骨(頚椎)や椎間板が年齢や生活習慣によってすり減り(変性)し、
痛みや可動域制限を引き起こす状態です。
多くの方に起こり得る身体の変化や老化であり、早い段階での対応がとても重要です。
頚椎症(変形性頚椎症)の症状
頚椎症では、次のような症状がみられることがあります。
- 首の痛み・重だるさ
- 首を動かしにくい、可動域が狭くなった感じ
- 肩や背中の張り・こり
- 長時間同じ姿勢で症状が強くなる
- 首を後ろに反らすと違和感が出る
初期段階では、しびれなどの神経症状が出ないことも多いのが特徴です。
そのため「ただの肩こり」「年齢のせい」と見過ごされがちです。
※これらは一般的にみられる症状であり、診断を目的としたものではありません。
頚椎症(変形性頚椎症)の原因
頚椎症の主な原因は、頚椎への慢性的な負担の蓄積です。
- 加齢による椎間板の変性
- 頚椎の変形(骨棘形成)
- 長時間のスマホ・パソコン作業
- 猫背・前かがみ姿勢
- 首や肩に力が入りやすい生活習慣
これらが重なることで、首の構造に少しずつ変化が起こり、痛みや動かしづらさとして現れます。
頚椎症と頚椎症性神経根症の違い
頚椎症が進行すると、神経が圧迫される状態に移行することがあります。
これを頚椎症性神経根症と呼びます。
- 頚椎症:
→ 主に首の痛み・動かしにくさ(可動域制限)が中心となります。
- 頚椎症性神経根症:
→ 首の痛みに加え、腕や指へのしびれ・痛みが出現
「今は首だけ痛い」という段階で診察/治療することが、症状の悪化予防につながります。
頚椎症(変形性頚椎症)の診断方法
診断は、症状と身体所見、画像検査を総合して行います。
- 症状の経過や生活背景の確認
- 首の可動域や痛みの出方の評価
- レントゲン検査による骨の変形確認
- 必要に応じてMRI検査
「どのレベルで」「どの程度変化が起きているか」を把握することが重要です。
頚椎症(変形性頚椎症)の治療方法
治療は保存的治療が基本となります。
- 痛みを抑える内服治療
- 首・肩周囲のリハビリテーション
- 姿勢や生活動作の指導
- 症状に応じた物理療法や注射治療
特に、首だけでなく肩甲帯・体幹を含めた評価とリハビリが重要になります。
症状の程度や生活スタイルに合わせた対応が必要です。
頚椎症(変形性頚椎症)のFAQ
何科を受診すればよいですか?
→ 整形外科での受診が一般的です。
放っておいても大丈夫ですか?
→ 症状が続く場合は、早めの受診と治療が勧められます。
リハビリは必要ですか?
→ 症状や状態によっては、リハビリが有効な場合があります。
首へのストレスを減らす事で症状を緩和していきます。
頚椎症でお困りの方へ
首の痛みや違和感は、
日常生活の質を静かに下げていく症状です。
「まだ我慢できるから」と放置せず、
状態を知ることが、将来の症状悪化を防ぐ第一歩になります。
当院では、診察と評価をもとに
患者さん一人ひとりに合った治療・リハビリを行っています。
首の痛みが気になる方は、
医療機関へ受診する事が非常に重要です。
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