誰にでも起こりうる腰のトラブル「腰痛症(急性腰痛・慢性腰痛)」
「朝、顔を洗おうとした瞬間に腰が痛くなった」
「もう何か月も腰の重だるさが続いている」
「レントゲンでは異常なしと言われたが、つらさが取れない」
腰痛は、多くの方が一度は経験する症状です。
その中でも、明確な原因疾患が特定できない腰の痛みを
総称して「腰痛症」と呼びます。
腰痛症は、
①急に起こるぎっくり腰(急性腰痛)と
②長期間続く腰痛(慢性腰痛)に大きく分けられます。
腰痛症の症状|急性腰痛と慢性腰痛の違い
① 急性腰痛(ぎっくり腰)
- 突然、強い腰の痛みが出る
- 動こうとすると激痛が走る
- 腰を曲げ伸ばしできない
- 日常動作が困難になる
何気ない動作がきっかけで起こることも多く、
「魔女の一撃」と表現されるほどの強い痛みが特徴です。
② 慢性腰痛
- 鈍い痛みや重だるさが続く
- 長時間座る・立つとつらい
- 朝や夕方に症状が強くなる
- 休んでも完全に良くならない
慢性腰痛では、痛みだけでなく、
仕事やプライベートなどの生活の質の低下につながることが少なくありません。
※これらは一般的にみられる症状であり、診断を目的としたものではありません。
腰痛症の原因|「異常なし」と言われる理由
腰痛症では、レントゲンやMRI等の検査で
明確な原因が見つからないことも多いのが特徴です。
しかし実際には、
- 筋肉や筋膜への過負荷
- 姿勢の崩れや体の使い方の癖
- 体幹・股関節の機能低下
- 長時間同じ姿勢での生活
- 運動不足や疲労の蓄積
といった要因が複雑に絡み合い、
『腰に負担が集中しやすい状態』が作られている事が多いです。
腰痛症と他の腰の病気との違い
腰痛は、すべてが腰痛症とは限りません。
- 椎間板ヘルニア
- 脊柱管狭窄症
- 脊椎圧迫骨折
- 腎臓などの内臓疾患由来の関連痛
等々、治療方針が大きく異なる疾患が隠れていることもあります。
そのため、
「ただの腰痛」と自己判断しないことが重要です。
腰痛症の診断方法|原因を見逃さないために
診断は、症状と身体評価を総合して行います。
- 痛みの出方や経過の確認
- 姿勢や動作のチェック
- 腰・股関節・体幹の可動性評価
- レントゲン検査
- 必要に応じてMRI検査
「なぜ腰に負担がかかっているのか」を整理することで、
適切な治療につなげる事が出来ます。
腰痛症の治療方法|痛み止めだけで終わらせない
腰痛症の治療は、保存的治療が基本です。
- 痛みや炎症を抑える内服治療
- 症状に応じた物理療法
- 腰だけでなく体全体をみるリハビリテーション
- 姿勢・動作・生活習慣への具体的な指導
- 必要に応じた注射治療
特に慢性腰痛では、
再発しにくい体の使い方を身につけることが重要です。
腰痛症のFAQ
腰痛は安静にした方がいいですか?
→ 症状と原因によります。最新の研究では過度な安静は勧められない場合があります。
湿布や痛み止めで治りますか?
→ 一時的に楽になることはありますが、原因の追求と診察が重要です。
運動やリハビリは必要ですか?
→ 状態によっては有効な選択肢になります。
腰痛症でお困りの方へ|「そのうち治る」を繰り返していませんか?
腰痛は、
我慢すればするほど慢性化しやすい症状です。
- 何度もぎっくり腰を繰り返している
- 痛みが生活や仕事に影響している
- 原因が分からず不安を感じている
このような状態が続いている場合、
一度きちんと診察を受けることが重要です。
埼玉整形外科スポーツクリニックでは、
症状の背景を丁寧に評価し、
リハビリを含めた総合的な腰痛治療を行っています。
「まだ大丈夫…!」と思っている今こそが、
受診のタイミングかもしれません。
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